インスタをご覧いただいている方ならすでにお分かりかもしれませんが、私は「手間暇かけないスポーツ栄養」を柱に発信を続けています。

スポーツキッズをサポートする親御さんは送迎に洗濯にただでさえ忙しいと思いますので、時間や手間をかけずにパパッと栄養がとれるよう参考になればと思っています。

自分自身も、カット野菜や冷凍野菜、スーパーのお惣菜など便利な食材をフル活用でスポーツキッズをサポートしています。

でも、以前の私は「手作り=愛情」主義の熱心な食育家だったんです。

食にこだわりすぎた過去

今から約10年前。

次男が産まれて間も無くアトピー性皮膚炎、食物アレルギーと診断されました。いつも皮膚が赤く、カサブタだらけの我が子の姿をみて「この子のアレルギーやアトピーは私が治す!」そんな強い使命感に襲われ、食生活全体を見直し大奮闘する日々が始まりました。

その一部を紹介させてください(笑)

食材にとにかくこだわり、トランス脂肪酸、放射線物質、農薬、遺伝子組み換え、食品添加物など食の安全性の勉強をして実践していく毎日。

例えば

・ご飯は玄米を毎回分つき米に精米し土鍋で炊く

・だしは毎朝必ずとる

・野菜や肉は50°で洗う

・ジャンクフードスナック菓子ジュースは禁止

他にもアレルギーの息子へ米粉でなんでも手作りし、買い物や調理に時間、手間、お金をかけすぎ毎日ヘトヘト・・・

でも全ては子供の健康のため!とフルタイムで働きながら、なりふり構わず食事にかける時間を大切にしてきました。

あ〜やっちゃった!本末転倒

もともと不器用で要領が悪い私が、無理して頑張りすぎてしまったおかげで、だんだん食卓で小言が増えはじめました。

今思えば「あなたのためにこんなにしているのに」って思いが強かったのだと思います。この頃は家庭内の雰囲気も悪くストレスもマックスに・・・

そしてついに・・・

「ママ怖い!ごはん嫌!」と、子供に大泣きされる始末。

あ〜 これでは本末転倒!

そこから食に対するこだわりを少しずつ緩めていき、今では手抜きのプロになりました(自分で言う!?)

頑張らなくても栄養はとれる!

毎日、子供のため家族のために頑張りすぎていませんか?

食材の選び方によっては、手間暇かけずとも栄養がとれる方法がたくさんありますよ!

「食事の支度があるから、我が子の応援に行けなかった!」「活躍する姿を見られなかった!」なんてことは絶対に避けたいと思います。

スポーツ栄養の知識をちゃんと知っておけば、もっと手を抜いて大丈夫!

もし今、食事作りが負担に感じているなら、見直してみませんか?

家族のために、自分のためにも、もっと楽しくラクにサポートをしていきましょうね。