小学生選手(特に男の子)の親御様より

子供に水筒を持たせても残して帰ってくる!
水分が足りているのか心配

というご心配のお言葉をいただきます。

その心配なお気持ち、わかります・・・

「こまめに飲みなよ!」と言っても子供って忘れますから・・・

でも水分不足による熱中症のリスクは絶対避けたいところですよね。

そこで今回は、スポーツキッズが夏の競技でも安心して臨めるよう、水分補給のおすすめの習慣をシェアします。

えっうちの子のこと?

って思った方はぜひ参考にしてみてください!


結論!おうちでしっかり水分をとりましょう!

なぜ?

・練習や試合に親が毎回付き添えるわけでなはい

・子供にこまめに飲みなよ!って言っても響かない

給水ランナーのように毎回我が子に伴走して飲ませるわけにいきませんから、せめて自宅にいる間にしっかり水分を取れるような習慣づくりをしていきませんか?

毎回、「あの子、水分とっているかな?大丈夫かな?」って心配するのは勘弁ですからね。


おうちでしっかり水分をとる5つのポイント

①ご飯(ライス)を食べる

主食をパンではなくご飯(ライス)にすると、食事から水分が取れます。

参考までに主食に含まれる水分量はこちら

・ご飯(ライス)の水分約60%

・食パンの水分約35%

例えば小学生中学年の主食の目安で考えたとき、

ご飯200g:水分量は約120g

 食パン2枚:水分量は約45g

カロリーはほぼ変わりませんが、

主食選びで水分量にこんなに違いがあります。

おかずは考慮していません パン食がダメだという話でもありません


③野菜海藻を食べる

野菜や海藻は水分を多く含みます。

参考までに野菜や海藻に含まれる水分量はこちら

・玉ねぎ・・・90%

・キャベツ・・・93%

・トマト・・・94%

・きゅうり・・・95%

・わかめ・・・80%

ほぼ水分なのがお分かりいただけたでしょうか

例えば、野菜や海藻を使用した味噌汁を飲んだ場合

【味噌汁】

・豆腐

・わかめ

・玉ねぎ

・だし汁

約160gの水分が取れます。

③果物を食べる

果物も野菜同様、水分が多く含まれています。

口あたりも良く美味しい果物で水分補給ができたら最高ですよね。

参考までに果物の水分量はこちら!

・スイカ・・・89%

・オレンジ・・・86%

・パイナップル・・・85%

・りんご・・・84%

・バナナ・・・75%

ちなみに、スナック菓子や焼き菓子の水分量は1〜3%

果物を食べることで水分&ミネラル補給になりますので、試合の日の朝や、練習に行く前に食べることをおすすめします。

*おやつ・補食に何を食べるかで水分量の差がつきます。

③就寝、起床後にコップ1杯の水を飲む

寝ている間に汗をいっぱいかきますから、

・夜寝る前

・朝起きた時 など

体の渇きが気になるタイミングで水分をとる習慣をつけておくと安心です。

*入浴前後に飲む習慣もいいですね!

水分補給も食事と同様毎日の積み重ねが大事です。

⑤お出かけ前にコップ1杯の水を飲む

家を出る前に飲んでいきましょう!

家から一歩出たらきっと水分をとることを忘れてしまうかもしれませんから、先に飲ませて事前に確保しましょう!

あの子ちゃんと飲んでいるかな?

の不安ストレスが1杯飲ませるだけでも安心材料に。

まとめ

水分補給が心配なお子様には、おうちでしっかり水分をとりましょう

  • ご飯を食べる
  • 野菜海藻を食べる
  • 果物を食べる
  • 寝る前、起きるタイミングで1杯飲む
  • 家を出る前に1杯飲む

過保護すぎない?

何度言っても響かない、我が子を守る手段です!

皆さんのお子様はどうですか?

暑い中での、過酷な競技が続きますから、水分補給を工夫して大事な我が子を守っていきましょうね。

*冷たいものを飲みすぎてお腹を壊してしまわぬよう、お気をつけください!

出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」